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もしも家族が動物だったら?新しい家族のカタチを考えよう。

第一弾
もしも、新しい家族を迎えることになったら?
(幼児期)

犬の社会化

犬は子犬の時期に周囲の環境に慣れ、たくさんの犬や人間とふれあいながら成長していきます。子犬の時期に社会化を行うことは飼い主にとってもペットにとってもお互いが心地よく暮らす環境をつくるためにとても大切です。ペットにとっての安全基地をつくってあげることで少しずつ社会に慣れる環境作りを工夫してあげましょう。子犬の時期だけではなく、成犬になっても安心できる居場所があれば初めての場所でも安心ですね。
※社会化とは、生活の中でこれから経験するであろう刺激や環境に対して適切な行動を身に付けていく課程のことです。犬の様子を見ながらその子のペースで社会化を行ってあげましょう。

だっこ散歩

だっこ散歩

環境に対する社会化のためには、予防接種前ならキャリーに入れ、抱っこしたまま近所を歩いたり、車や自転車に乗せて短時間ドライブする等、段階的にはじめましょう。外に出られるようになったらできるだけいろいろな場所を歩いてみましょう。

犬をよく理解している優しい人に会わせましょう

犬をよく理解している優しい人に会わせましょう

まず、子犬に人って安心できるという感覚を抱いてもらうことが大切です。予防接種前で外に出られない場合でも犬のことをよく理解している人を家に呼んで遊んでもらいましょう。

パピイパーティ(他の犬と遊ぼう)

パピイパーティ(他の犬と遊ぼう)

性格のよい、または、遊び上手な他の犬と会う機会としてパピィパーティがお勧めです。他の子と会う時にどんどん関わっていく子や、おびえてしまう子もいるでしょう。そんな時に普段の安心できる場所もいっしょに持って行ってあげることでこの子の安全地帯を用意してあげましょう。

100個の良いコト経験を積み重ねよう

100個の良いコト経験を積み重ねよう

ペットが家族や地域の一員として気持ちよく暮らすために、社会化期はとても大切な時期です。しかし、ペットが嫌がっているのに無理やりに経験をさせてしまうとトラウマになってしまうケースもあるので要注意。無理やりではなく、幸せな経験を100個数えてみようという気持ちを大切に過ごしてみましょう。

うまくいかない時は?

苦手な人や場所があっても徐々に慣れる機会を作りましょう。その際に飼い主は明るい雰囲気で、できたことがあればたっぷり褒めてあげましょう。子犬は、徐々に環境に慣れるものですが、そんな中でも、吠え等の反応がひどくなっていくような場合は早めに信頼できるトレーナーさんやしつけ教室に相談してみましょう。成犬になっても、日々の生活が社会化へのチャレンジになります。

猫のおでかけ

猫といっしょにお出かけしたいという飼い主さんも多いかと思います。猫がストレスに感じている様子が見られたら、無理な外出は避けたいところです。しかし、病院へ連れて行くときなどやむを得ず外出しなければいけないときに備えて、外出がストレスにならないように普段から少しづつの抱っこ散歩をするなど、脱走には最大限の注意を払いながら外出に慣れさせておくことができれば、ストレスを軽減することにつながります。
※ストレスのない範囲でのお出かけに慣れさせておくことは、災害時などどうしても外出しなければいけないときに役立ちます。

外出が苦手な子

外出が苦手な子

室内で飼育されている猫は、基本的に外出を好みません。しかし、お出かけ用のキャリーバッグが安心できる自分のお部屋になっていれば、バックの中に入って安心して過ごすことができます。普段からお気に入りの居場所づくりや、飼い主に密着しながら安心して移動できる工夫を考えて、移動時の不安に対応できるようにしていけると良いですね。さぁ、お家の中に移動できるお気に入りの場所をつくりましょう!

外出できる子

外出できる子

お出かけするのが好きな子は脱走に気をつけて、お出かけを楽しみましょう。お出かけ先や預け先でもいつもの居場所があれば安心です。普段からお友達のお家にいったり、預けあえる関係性作りができるとより良いですね。

では、お出かけ前に振り返ろう。下記の準備はOKかな?

□迷子対策はできていますか。
□ワクチン接種は完了していますか。
□避妊去勢のことは考えましたか。

ページ監修:人とペットの共生環境研究所 所長 中塚圭子